人生を自由に楽しむため、会社員をやめてフリーランスになった『ユウイチ』です。
40代でフリーランスとして独立したのですが、フリーランスになってわかったことや思うところ、感じたことなどをつらつらと「フリーランス日記」として書いていこうと思います。
今回は会社を辞めた後輩にフリーランスを勧める中で最大のメリットは時間かもしれないと感じたので、そのことについて書こうと思います。
フリーランスになった後輩
先日、会社員時代の後輩から
「私も会社を辞め、独立しました!また色々と教えてください!」
連絡がありました。
彼からちょくちょく「会社を辞めたい」と相談されていて、僕は「そこ、さっさと辞めた方がいいよ!」と言ってました笑
彼の部署(元僕の部署でもあるのですが)には、『老害』という言葉はこいつのためにあるんじゃないのか?と思えるほど迷惑な年配のおっさん、攻撃的なパワハラおっさん、相手やその日の気分によって態度をコロコロ変える課長など、ストレスを溜めるのにこれ以上ない人材が揃っていました。
どの会社に行ってもこんな奴らはいると思いますが、これほどの人材が一堂に会するのは珍しいと思います。(ちなみに、僕はこの会社1年でやめております笑)
そして、彼から「会社を辞めてフリーランスになった」という連絡。
いやぁ、嬉しいです。
彼は特別に優秀というわけではなかったのですが、前向きで真面目な子なので、これからは明るい未来が待ってると思います^^
フリーランスを勧める
そんな彼ですが、会社を辞めて転職するかフリーランスになるかで迷っておりました。
なので、フリーランスになった僕によく連絡をくれました。
彼は新卒で会社に入って3年半弱頑張りました。なのでエンジニアとしての経験はまだまだ浅いです。彼はそれを気にして「やっぱり転職の方が良いですかね」となってたのですが、今、フリーランスエンジニアは2年の経験があれば案件を獲得できる可能性が高いので、彼の経験でも十分にフリーランスとしてやっていける時代です。
なので重要なのは、可能性で考えることより、自分はどうしたいのか。
彼が一番嫌だったのは人間関係だったようです。
「こんなことがやりたいからやめる」ではなく「一刻も早くストレスフルな環境から逃げたい」でした。
そこまで追い込まれて、さらに、「今の職場で、もう得るものがない」とも言ってたので、やめるという決断は英断です。
ただ、「逃げれるならどこでもいい」というスタンスで次の会社を選んでしまうと、また同じことになってしまう可能性が高いです。
なぜなら、どこの会社でも、ストレスになるような奴は絶対にいるからです。
彼のいた会社は特に酷かったですが、どこにでも同じようなやつは必ずいます。
彼はまだ若くてこれからのソフトウェアエンジニアなので、会社を選ばなければ転職市場では引く手数多です。なので、スピードを重視して転職してしまうと、またダメな会社に引っかかってしまう可能性が高い。
なので、「そこは慎重にならないとダメ」という話はしました。
彼から色々話を聞いた結果、僕はフリーランスを勧めたのですが、僕は自分がフリーランスなので彼にフリーランスになることを勧めたわけではありません。
転職も選択肢としてはありだと思っていました。(僕は会社員が悪いとは1ミリも思っていません)
ただ、転職して会社員としてやっていくには、個人的に以下のどちらかがないとキツいと思っています。
・会社のビジョンと自分のビジョンが合っている
・会社に得たいスキルや知見がある
転職エージェントさんで転職する際、「重視する点」を選びます。そこには「給与」「福利厚生」「将来性」「安定性」「職場環境」など様々な項目がありますが、上記の二つ以外ではしんどくなっていくと思うのです。
例えば、「給与」を重視する人は多いと思うのですが、いくら給与が高くても、しんどくなっていくと思います。
「給料めっちゃ貰えたら頑張れるわ!」
という意見もありそうですが、結局、お金のためだけに働いていたら、続かないと思うのです。(何かやりたいことのためにお金が必要で、そのためのつなぎならありだと思う)
会社で頑張れるのは、自分のビジョン(自分が何をして、どう社会に貢献したいか)と会社のビジョンが合っている。もしくは、自分のビジョンを実現するために、得たいスキルや知見がその会社にある(スキルアップや経験を得るため、会社を利用する)。
どちらも自分のビジョンを実現するために働いていることになるのですが、これを目標にしないと、体や心がしんどくなったときに、どうしても後ろ向きになってしまうと思うのです。(働く理由に芯がないからつらくなる)
逆にここが明確だと、「僕の働いている理由はこれだ!」という芯を持てるので、しんどくても仕事が楽しくなります。
例えば、働く理由に芯がない状態、理不尽な仕打ちをうけたりすると、仕事や環境が嫌になってくる。でも、生活のために働かないといけないから、仕事や職場環境に不満を抱えながら働く。結果、飲み屋で毎日のように職場の愚痴大会が開かれることになります。
彼には現時点で明確なビジョンはないとのことでしたが、「会社で毎日遅くまで働くのは嫌で、自分の時間をもっと増やしたい」とのことでした。毎日遅くまで残業していたので、当然かもしれません。さらに話を聞くと、
「自分の時間を増やして好きなことをもっとやりたい」
ということだったので、フリーランスを勧めました。
フリーランス最大のメリットは時間
「フリーランスになると収入が上がる」
というのはよく言われますが、これは事実です。
給料がめっちゃ良い会社に勤めていない限り、会社員時代より収入が下がることはまずないと思います。
ただ、ここでよく勘違いされるのが、
「フリーランスって稼ぎは良いけど、会社員のときと同等、もしくはそれ以上に働いているんでしょ?」
というイメージです。
これ、確かにそうかもしれないのですが、「勘違い」と書いたのは、できた時間で自分の好きなことやってる人が多くて、それが仕事になってる人。もしくは仕事にしたい人が多いんです。
ソフトウェアエンジニアとしてフリーランスになる場合、一般的にはエージェントさんを利用して企業の案件を取得します。(僕もこのパターンです)
ここでもしエージェントさんに
「収入は会社員時代と同等でよいので、自由になる時間がほしいです」
と言ったとしましょう。おそらく、多くの方が週5も働く必要はなくなります。
その人のスキルや経験にも左右されるので一概には言えないですが、週4働けば十分達成できるのではないかと思います。(週3でいけるかもです)
なので会社員時代のように週5働いたら、当然収入は増えます。
なぜ収入が増えるのかを少し説明しておくと、例えばソフトウェアの受注開発や技術者派遣などの場合、会社がありえんほど間を抜いてるからです。
ソフトウェア開発の見積もりをやるとイメージが付きやすくなりますが、開発規模や難易度でだいたいの開発費がわかるようになります。だから、
「この開発工数をこの人数でやって、給料がこれだけってことは、会社はこんなにも抜いとんのか!」
ってのがわかるようになってきます。
当然それが会社の利益になるので会社員である以上文句は言えないのですが、会社がせしめてる金額がわかるようになるとアホらしくもなってきます笑
フリーランスエージェントさんも中間マージンは取りますが、会社に比べると圧倒的に少ないので(フリーランスエージェントによりますが)収入が増えるというわけです。
ですので、「収入は会社員時代と同等でいい」という人は時間がものすごくできます。
ちなみに、収入を増やして、さらに時間も増やすことも可能です。
例えば僕が今携わっている案件はフルリモートで週4.5(2週間に一度くらい平日休む感覚。もちろん週末は休み)、毎日定時(9:30-18:30)です。残業はしません。
だから会社員時代に比べて自分の時間は格段に増えているのですが、この案件の収入だけでも会社員時代の収入の1.5倍あります。
会社員時代は毎日遅くまで残業してたので、帰って寝るだけ。疲れて帰ってできることと言えば酒飲むくらい笑
でも今は毎日元気なので、増えた自分の時間でゲームを作ったり、シナリオを書いたり、ブログを書いたりしています。収入はほぼないですが、これがめちゃくちゃ楽しいんです^^
ジムに行って体を動かしたり、家族と過ごす時間も増えるので、肉体的にも精神的にも安定します。奥さんにも
とよく言われます。
なので、フリーランスは会社員時代に比べて大幅に時間を確保することができます。
後輩が獲得した案件は週5の案件だったそうですが、フルリモートで残業はしないという契約とのことでした。(基本的に月の時間で契約するのですが、週5案件では140h-180hの契約が多いです)
週4案件もあったそうなのですが、週5案件の単価が思っていたよりも高く「フルリモート、しかも毎日定時でこんなにもらえるのか!」となり、決めたそうです笑
後輩は収入も増えて時間も増えることにめっちゃ喜んでいて、電話の声がすごく弾んでいて、その声を聞いて僕もすごく嬉しくなりました。
僕は
『人生を自由に生きて、自分もワクワクして、人もワクワクさせたい』
です。安易です笑
でも、このために働いています。
人を楽しませたり、ワクワクさせることで社会貢献したい。だから後輩がワクワクしてくれてるのが伝わると、ものすごく嬉しんです^^
この先は自分のスキルや経験を伝えることや、自分の作るものや書く文章などで、もっともっと人を楽しませたいと思っています。
そのために、微力ながら発信を続けていこうと思います!
自由になるための一つの選択肢『フリーランス』
過去の僕と同じように、会社に以下のような不満がある
不満
お金のために働いてるけど、給料が上がらない
ホントにやりたいのはこんな仕事じゃない
自分の時間がない
人間関係に疲れた
という方はフリーランスを目指すのも一つの手です。
僕は独立後に開発案件を経て講師をメインの仕事としてますが、講師に生きがいを感じることがわかったのも、フリーランスエージェントさんといろいろお話できたからです。
フリーランスエージェントさんに話を聞くことで自分の可能性を知ることもができますし、自分の時間が増えるフル在宅の案件でしかも高単価みたいな案件や、こんなのもあるのか!と驚くような案件を紹介してもらえることもあります。
「フリーランスになればすぐに理想の自由な生活が実現できる」
というわけではないのですが、自由を目指されている方は、会社員時代よりも確実にそこに近づくことはできると思います。
今はいろんなフリーランスエージェントがありますが、実績のある・PE-BANKやレバテックフリーランス、geechs job(ギークスジョブ)がオススメです。
僕も全て登録しており、いろんな案件を紹介していただきました^^
僕と価値観が似ているという方は、自由を目指していきましょうね!