フリーランス日記

指摘されるのはありがたいことだと思う~フリーランス日記~

以下の不満を解消するため、会社員をやめてフリーランスになった『NaruTaku』と申します。

会社員時代の不満

・収入の限界(給料が上がらない)

・自由な時間が持てない(会社に拘束される)

・人間関係がしんどい

※フリーランスになり、これらの不満は解消されました(収入も増え、自分の時間を増やし、のびのびと働くことができております)

40代でフリーランスとして独立したのですが、フリーランスになってわかったことや思うところ、感じたことなどをつらつらと「フリーランス日記」として書いていこうと思います。

今回は指摘されることのありがたさについて書いてみようと思います。

指摘されるってありがたい

例えば、作成した資料について上司からいろいろと指摘されたり、納品物についてお客さまからご指摘をいただいたり、自分の仕事に対して指摘をいただいた経験はどなたでもあるかと思います。僕もサラリーマン時代は、それはそれは様々なご指摘をいただきました。

そういった指摘をいただけるので自分の仕事の精度も上がっていくのですが、若いころは

NaruTaku
NaruTaku
そんな細かいことべつにえーやんけ、めんどくさいなぁ

と腹をたてることもありました^^;

確かに理不尽と思える指摘もあったのですが、いろんな方々からたくさんの指摘をいただけたので、フリーランスとして独立できるまでに成長できたと思っていて、今では感謝しております。

さて、この「指摘」についてですが、サラリーマン時代は当然のことだと思っておりました。自分の仕事が期待に届いていない場合は指摘される。それは言い換えると、必ずセカンドチャンスをいただけるということでもあります。1回目は期待に届いていなくても、2回目に期待される水準へ届いていればよいわけです。

しかし、フリーランスにこれは通用しません。1回目、期待される水準に届いていないと「あ、こいつは使えないやつだ」と判断され切られてしまうからです。

もちろん、必ずそういうわけではなく、「次はこうしてくださいね」と指摘してくれて次のお仕事をくれるクライアントさんもいます。ただ、フリーランスは切られやすいので信頼関係がないと切られます。

サラリーマンと違ってクライアントさんにはフリーランスを育てる責任などないので、使えないやつは切って、使えるやつに仕事を依頼した方が効率的ですので、まあ当然といえば当然です。

僕はこれまでもいくつかプログラミングで仕事を受けてきましたが、幸いにもいきなり切られるということはありませんでした。ただ、シナリオ作成では何回かありました。

クライアントさんから「こんな感じのストーリーでお願いします」と依頼を受け、指示された大まかなストーリーは守るのですが、

NaruTaku
NaruTaku
こういう要素を入れたほうが面白いんじゃないだろうか

と自分で考え、少しストーリーを変えたりしたことがあるのですが、納品時に指摘されず「ありがとうございました」と受け取っていただけたので「やっぱり変えてよかった」と思っていたのですが、そこから仕事の依頼がこなくなってしまいました。

おそらく、「レギュレーションを守らず勝手に変更するようなシナリオライターはいらん」と思われたんだと思います^^;

その勝手な変更がクライアントさんの胸を打つ内容ならまた結果は違ってくるのでしょうが、それはなかなか難しいと痛感しました。サラリーマン時代の感覚では

「次からはこういった変更はせず、こちらの指示通りにかいてくださいね」

みたいなご指摘をうけて次の仕事、となるのですが、フリーランスはそうなりません。ですのでフリーランスになって

サラリーマン時代に指摘いただけてたことって、本当にありがたいことだったんだなぁ

と感じるのであります。

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NaruTaku

40代のフリーランスエンジニア・シナリオライター。 20代前半から20年間エンジニアとしてキャリアを積みフリーランスへ転身。ソフトウェア開発とゲーム開発、シナリオ執筆をメインに、プログラミング講師・Webライターとしても活動。また、フリーランスになり見た目の重要性に今さら気づき、ヒゲ脱毛を実施中。

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